前回の記事 のつづき。


「ごめんなさい」を言えないいっくんに対し

自然に言えるようになるのを

気長に待つことにしたおかあさんだったが



実家に遊びに行った時


1


いつものようにおままごと道具の取り合いで

いとこのみいちゃん(私の姪)を泣かせている…。


相手が使ってるおもちゃのほうが

おもしろそうに見えるんだな ε=(。・д・。)



で、


そのうちずっと劣勢だったみいちゃんが反撃に出た!


2


強くではないけどいっくんをドンと押して

いっくんはしりもちをついてしまった。




いつもおとなしいみいちゃんからの攻撃に

びっくりしたのか、泣いてしまったいっくん。

3


みいちゃんも母親(私の義姉)の所に行ったので

おかあさんはいっくんをなだめた後で

義姉の方にフォローしに行ったりしてたんだけど



元の部屋に戻るといっくんは

なんだか考え深そうな顔をして座り込んでいたが

その場にいたじいじに歩み寄って、

目に涙をためながら小さ~~い声でささやくように言った。








4









い…








いっくんが

「ごめんね」って

言ったーーーーーーー!!!

Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!





この場合は泣いちゃったのはいっくんの方で、

もちろん私やじいじは「ごめんね」を促したりはしていない。

(まあみいちゃんが泣いた時もしてなかったけど私は)



それでもいっくんは「ごめんね」を言った。自分から。



でもみいちゃんに押されて倒れた時いっくんの中で


5


みいちゃんが泣いた おともだちも泣く 


いつもその相手におかあさんが謝ってる


自分は悪いことなんてしてないのにおとうさんが

「ごめんなさいは?」って言うのはなんでだ


「ごめんなさい」ってなんだ?



ドンてされたらいやな気持ちになった


いっくんがドンてしたらおともだちもいや?




こんな感じで、言葉では考えてなくても感覚的に

いろいろなことが線でつながったんじゃないかな。



6










そこでいっくんが「ごめんね」を理解した!









7


※イメージです




謝るタイミングとしてはちょっと違ったかもしれないけど

いっくんとしてはさっきまでみいちゃんを叩いたりしたのは

よくないことでした、という反省の意思を

一部始終を見ていたじいじに伝えたんじゃないかなぁー。




って。



おかあさんはそう思ったんですが。(^o^;)





でもいっくんが自分から「ごめんね」って言えたことに

おかあさんはとにかく大感激で


「いっくん!そうだよごめんねはそういうときに言うの!

 とうとうわかったのねいっくん!そしてこれが水」


と、それこそサリバン先生のように

いっくんをギューて抱きしめてしまいました。(*゚ー゚)ゞ




この時のいっくんは、口先だけではなく

ホントに『悪かったな』と思って謝ることが

できていたと思います。


母親がそう言うんだからそうなのです。

(*`-´)=3



いっくんの中で何かが確実に変化した瞬間でした。

(大げさ?)


で、それ以来きちんと「ごめんね」が

言えるようになったかというと全然そんなことはなくて


相変わらず外に出てはおともだちを泣かせていますが

8


「私が無理に謝らせなくても いっくんは

ちゃんと自分でごめんねが言える」

と、どっかりかまえられるようになりました。



今まではやっぱりどこかで

「なんでごめんねできないの~(´д`lll)」って

ヤキモキしてるところ、あったと思うから。




やっぱりこういうことは自分から理解するもの。


子どもは毎日すごくいろんなことを

考え、吸収しているものなんですね。







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訳:「押して」

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