前回の記事 のつづき。
「ごめんなさい」を言えないいっくんに対し
自然に言えるようになるのを
気長に待つことにしたおかあさんだったが
実家に遊びに行った時
いつものようにおままごと道具の取り合いで
いとこのみいちゃん(私の姪)を泣かせている…。
相手が使ってるおもちゃのほうが
おもしろそうに見えるんだな ε=(。・д・。)
で、
そのうちずっと劣勢だったみいちゃんが反撃に出た!
強くではないけどいっくんをドンと押して
いっくんはしりもちをついてしまった。
いつもおとなしいみいちゃんからの攻撃に
びっくりしたのか、泣いてしまったいっくん。
みいちゃんも母親(私の義姉)の所に行ったので
おかあさんはいっくんをなだめた後で
義姉の方にフォローしに行ったりしてたんだけど
元の部屋に戻るといっくんは
なんだか考え深そうな顔をして座り込んでいたが
その場にいたじいじに歩み寄って、
目に涙をためながら小さ~~い声でささやくように言った。
い…
いっくんが
「ごめんね」って
言ったーーーーーーー!!!
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
この場合は泣いちゃったのはいっくんの方で、
もちろん私やじいじは「ごめんね」を促したりはしていない。
(まあみいちゃんが泣いた時もしてなかったけど私は)
それでもいっくんは「ごめんね」を言った。自分から。
でもみいちゃんに押されて倒れた時いっくんの中で
みいちゃんが泣いた おともだちも泣く
いつもその相手におかあさんが謝ってる
自分は悪いことなんてしてないのにおとうさんが
「ごめんなさいは?」って言うのはなんでだ
「ごめんなさい」ってなんだ?
ドンてされたらいやな気持ちになった
いっくんがドンてしたらおともだちもいや?
こんな感じで、言葉では考えてなくても感覚的に
いろいろなことが線でつながったんじゃないかな。
そこでいっくんが「ごめんね」を理解した!
※イメージです
謝るタイミングとしてはちょっと違ったかもしれないけど
いっくんとしてはさっきまでみいちゃんを叩いたりしたのは
よくないことでした、という反省の意思を
一部始終を見ていたじいじに伝えたんじゃないかなぁー。
って。
おかあさんはそう思ったんですが。(^o^;)
でもいっくんが自分から「ごめんね」って言えたことに
おかあさんはとにかく大感激で
「いっくん!そうだよごめんねはそういうときに言うの!
とうとうわかったのねいっくん!そしてこれが水」
と、それこそサリバン先生のように
いっくんをギューて抱きしめてしまいました。(*゚ー゚)ゞ
この時のいっくんは、口先だけではなく
ホントに『悪かったな』と思って謝ることが
できていたと思います。
母親がそう言うんだからそうなのです。
(*`-´)=3
いっくんの中で何かが確実に変化した瞬間でした。
(大げさ?)
で、それ以来きちんと「ごめんね」が
言えるようになったかというと全然そんなことはなくて
相変わらず外に出てはおともだちを泣かせていますが
「私が無理に謝らせなくても いっくんは
ちゃんと自分でごめんねが言える」
と、どっかりかまえられるようになりました。
今まではやっぱりどこかで
「なんでごめんねできないの~(´д`lll)」って
ヤキモキしてるところ、あったと思うから。
やっぱりこういうことは自分から理解するもの。
子どもは毎日すごくいろんなことを
考え、吸収しているものなんですね。
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コメント
コメント一覧 (2)
とてもいい話なのに、クスっとさせられてしまった(^▽^;)
2日続けて、いい話を聞かせていただきました。
心からの「ごめんなさい」だったと思いますよ。
みいちゃん本人でなく、おじいちゃんに言ったあたりも
今僕はこう思ってるって伝えてるんだと思うし。
口先だけのゴメンよりも、本当のごめんなさいの意味を理解できた瞬間だったと思います。
読まずにいたら、私も今後子育てをする中で、
「ごめんなさいは?」って言うことだけを促してた気がします。
今更ながら、私にも革命でした。