先日、お義姉さんに

「いっくんに、おなかの中にいた頃のこと

覚えてるか聞いてみたことある?」

とたずねられた。


胎児の頃の記憶を覚えてる子っているらしくて
小さいうちに上手に聞き出すと

けっこう話してくれることがあるらしい。


でも聞くタイミングがむつかしくて

こちらの言うことをちゃんと理解できて

自分の意見をうまく言葉にでき、

それでまだちゃんと胎児の記憶が残ってる

って時期はほんのわずかなうちなんだって。



実は少し前に私もいっくんに

その話題をふってみたことがあったんだけど




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ハイ 会話終了~


って感じだったので、

以来特にこっちから聞いたりすることはなかった。


ちなみにお義姉さんの話では

姪っ子も期待するような問答にはならなかったらしい。



それがお義姉さんとそういう話をした翌日の朝

目が覚めてもベッドの中でだらだらしながら

いっくんとお話してたんだけど

ふと昨日のお義姉さんとの話を思い出して



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とつぶやいたら





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おお!


これは…まさに聞き時ってヤツじゃない!?



いっくんの過去を聞く時、それは今!




さっそくいっくんの方に向き直り、

「いっくん、おかあさんのおなかの中にいたとき、

どんな感じだったの?」と聞いてみた。

すると


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と言う。



はあ…なるほど

胎内では羊水に浮かんでるんだもんな。

まわっているような感覚だったのかもしれない。




続けて

「じゃあおなかから出てくるときはどうしてた?」

と聞くと


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歌…。


うーんちょっとやりとりがずれてきたのかなと思っていたら

いっくんが急に歌いだした!



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今まで聴いたことのない歌だったので

「そのお歌、ばあちゃんとかに教わったの?」

と聞いても「ちがーう」と言う。

「テレビで聞いた?」「ちがうもーん」


「いっくんが ちゅくったの」と言い張るので

「おなかの中で考えたの?」と聞いたら

「しょう!」と言ってまた歌いだした。


そうか…。


いっくんは歌いながら産まれてきたのか…。


確かにいっくんの産声は新生児のわりに

すごく大きかったけどね

あれって歌ってたんだ、気づかなかったなぁ。





私の兄の考察によれば、

こういうのは聞く側が無意識に誘導尋問的な

聞き方をしてるんだろう、と言う。

こちらの望む答えを言ってくれるように

気づかないうちに道を作っちゃってると。

で、答えに対しても都合よく解釈してるってとこが

あるんじゃないかと言うんですね。


またそんな冷めたことを…。(-゛-;)




そういわれるとそういうとこあったかもしれないけど

でもやっぱりいっくんはちゃんと覚えてて

おかあさんに話してくれたんだと思いたいな。



私にとっての十月十日が特別であったように

いっくんとしてもおなかの中でのその期間が

大切な期間だったと思ってくれてたと

思いたいじゃないですか母親としては、ねぇ。






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訳:「押して」

↑例の歌は「にょろにょろヘビさん」と命名(まんまや)