昨日、大ばあちゃんの葬式が終わりました。


危篤の連絡を受けたのが先週の水曜日。

その後一時小康状態になり、もしかしたらこのまま

回復しちゃったりして、と思ったけどダメでした。


95歳の大大往生。


月曜日に顔を見に行った時は意識は戻らないながらも

よく腕を動かしたり低く声を出したりしてて

なんだか調子がよさそうに見えたんだけど

翌日の朝亡くなったという電話。

それは灯火が消える前の最後のゆらめきだったのでした。



大ばあちゃんて普通のばあさんなのに

葬儀にはすごくたくさんの人が来てくれて

中には「戦時中にお世話になった」とか

「落ち目の時によくしてもらった」という人が多く

私にとってはただのトンチンカンなおばあちゃんだったけど

実はすごく徳のある人だったんだと知りました。



ところで私は大ばあちゃんが亡くなってから

一度も涙をこぼしませんでした。


子どもの前だから泣けないというのもあったかもしれないけど

はるちゃんをだっこしてたりぐずるいっくんをなだめたりで

大ばあちゃんの死がなんだかリアルに感じられなかった。


きっとこれから実家に行ったときなんか

大ばあちゃんの部屋に行ってももうベッドがないとか

食事の時に大ばあちゃんのおかゆを解凍しなくていいとか

そういうことで、ああ、もう大ばあちゃんいないんだ、と思ったときに

本当に悲しくなるんだろうな。






◆ランキング参加中◆

ぷにんぷ妊婦  *ブログで描く我が子の毎日*-「押して」と言っています