はるちゃん出産話 のつづき。
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分娩時にかなり出血が多かったため
しばらくは動くこともできず寝たきり状態の私。
汗でぐっしょりの服を
先生や助産師さんたちが手早く着替えさせてくれた。
この時、寝たままの私の腕を抱えて袖を通させたり
抱き上げて下のシーツを取り替えたりを
実に慣れた手つきでテキパキやっていただき
私が入院用に用意したのがこんな
いかにも「寝巻き」という感じのものだったので
少し前に見た映画『おくりびと』の中で
納棺師がご遺体を着替えさせるシーンを思い出してしまい
「『おくりびと』のワンシーンみたいっすねぇ」と
我ながらいらん事を言うてしまった。
このめでたい時に…。
しかしその後先生が返した言葉がよかった。
むかえびと。
いい言葉を聞いた…。
新しい命を迎え入れる仕事ってことかぁ。
私の空気読めない発言にも
笑顔でさらっとこういう返しができる先生は
この仕事がすごく好きなんだなぁと思いました。
《つづく》
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コメント
コメント一覧 (3)
迎え人って映画ありそうです…
>シヱリーさん
でしょう?いい言葉ですよね!
妊娠・出産は感動の連続なので、助産師の
映画とかホントにもっとあればいいのに。
イィ言葉ですねぇ…☆