【「おかあさんといっしょ」収録レポート・1】
つづきです
事前に、収録を経験した方のブログや報告サイトで
「いざ本番になると必ず泣いてしまう子や
親と離れられない子が数人はいる」と
書いてあるのを読んで知ってはいたのですが
まさに自分の子がそうでした。
(TДT)
収録参加の親子はNHKスタジオの
西口玄関に集合し、そこで当選ハガキの確認後
ロビー(?)で少し注意事項などの説明を受ける。
この時、子どもは世話役のエプロンお姉さんの前に
集まって座り、親たちはそのまわりを
囲んで立って話を聞いていた。
お母さんと離れられずに泣いてしまって
だっこのまま説明を受けているおともだちも
2・3組いたけど、いっくんは子どもたちの輪の
真ん中あたりに座っていたので
ひとまず安心した私…。
TO・KO・RO・GA!
だんだん私の方を何度も振り向いたり
立ってはまた座ったりと、
いっくんの様子がおかしくなってきた。
と、おともだちがみんな座ってる中
ひとり立ちあがって私を見つめる目が
見る間にうるんできたと思うや
泣き出した!
そして飛び込むように私にしがみついてきて
「もうかえる~!」と大声で泣き続けるいっくん。
ひえ~。
「はなれるのやだ」って、
別に離れてないんですよ、この時点で。
ちゃんと目に見えるすぐ後ろに立ってたのに
こんな状態で収録なんてとても…(@Д@;
説明は続いていたけどいっくんの泣き声で
私はほとんど何も聞こえませんでした。
心配だったのは他の子ども達に不安が伝染して
みんな泣き出しちゃうんじゃないかと…。
でもそうこうするうちに、
おにいさんおねえさんが迎えにきた!
子ども達もおかあさん達も一気に大興奮!
もちろん私も生おにいさんおねえさんに興奮!
たくみおねえさん足細ーい!(デブだと思ってた)
よしおにいさん背高ーい!(チビのイメージだった)
なのにいっくんは私にしがみついて
おにいさん達の方を見ようともしない。
むしろ新キャラ出現でよけいビビッてしまっている様子。
そう、いっくんは場所ミシラーに加え
極度の人ミシラーでもあるのだ。
テレビでいつも見ているとはいえ
初めて会ったら人みしりますよ、みしりますとも。
みんなおにいさんおねえさんと一緒に
収録スタジオに移動して行ってしまったのに
いっくんはまだまだ絶好調で泣いていて
「もうかえる!とうきょうにいくー!」
(ここも東京なんですけど)と言って聞かない。
抱っこで無理やり連れて行こうとすると
ギャー!と叫んで全力で腕から抜け出そうとする。
実の親なのに人さらいの気分になりました。
エプロンお姉さんが一人残ってくれていたんだけど
あまりにもいっくんがかたくなに嫌がるので
「今はちょっとパニックになってるようなので、
しばらくお母さんと2人で落ち着かせてあげてください。
10分ほどしたらまた迎えに来ますね」
と言って一旦場を離れてくれた。
で、この状況に至る↓
ロビーにポツンと私たち親子ふたり。
「ね、ぱわわっぷもいっぱい練習したじゃない」
「おかあさんもちゃんとそばで見てるんだよ」
「ちょっとライゴー達に会いに行ってみようよ」
いろいろ言ってみたがいっくんは
「やだやだもうかえりたいよう」の一点張り。
そこで私はいっくんがおにいさん達のために
前日に書いた手紙のことを思い出した。
「おにいさんたちにわたすの~」と言って
前の日の夜、いっしょうけんめい絵を描いた
お手紙がいっくんのカバンに入れてあるのだ。
「いっくん、ホラおにいさん達にお手紙書いたじゃん
お手紙だけ渡しに行かない?」と言ってみると
ええー。(;°皿°)
なにそれツンデレ?
「別にアンタのためじゃないんだからね!」
しばらくして、まったく状況は変わっていないが
エプロンお姉さんが迎えに来てくれた。
私はあまり無理強いするのもかわいそうだし
おにいさん達見れたしもういいやという気分に
なっていたが、エプロンお姉さんが
「いっぱい泣いたら、のど渇いちゃったね」
と、話をそらして気を落ち着けようとしてくれる。
確かにもう収録のことを気にさせないほうが
いいのかもしれない、こういう状態になってては。
でもまだけんもほろろのいっくん。
ほろほろほろ。
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コメント
コメント一覧 (1)
おつかれさまっす
まじでー?
うちのもビビりーな娘なのでとってもとってもよくわかるっ
読みながら、自分の腕がきつく握りしめられる感覚がよみがえりましたっ
それでそれでー?