安静が解除されたわけではありませんが

いつまでもいっくんとおとうさんに

父子家庭生活をさせているのもかわいそうなので

いったん実家から家に帰ることにしました。


いつものようにじいちゃんにお風呂に入れてもらって

歯みがきをしたら、自分で身支度をして

「じゃあいっくんかえゆ(帰る)でーす」と

私のところに『ギュー』しに寄ってきてくれた。


そこで「いっくん、今日はうれしいお知らせがありまーす」

と言うと、ん?と首をかしげるいっくん。


「今日はね、おかあさん一緒に帰れるんだよ!」


ここできっといっくんは

「わいわいわーい!うれしなー!!」とか言って

大喜びするだろうと期待していた。


ところが実際の反応は


ぷにんぷ妊婦  *ブログで描く我が子の毎日*-1

こんな感じ。



えええ…なんかおかあさんそりゃちょっと

さみしいな…とか思っていたら

急にいっくんが奥の部屋に走っていって

敷いてあったばあちゃん達のふとんにもぐりこんでしまった。


「どうしたのいっくん、帰らないの?」

と声をかけると


ぷにんぷ妊婦  *ブログで描く我が子の毎日*-2


そ、そんなぁ!

さっきまで帰る気でいたじゃん~!


「そんなこと言わないでおかあさんと帰ろうよ」

と言っても「やだー!やだんだもーん!」と

そのうち泣き出してしまった。



ずっと素直に帰れてたのに、

私がいっしょに帰れるとなったとたんこの態度…。


そうか…。


きっとおかあさんが思っているより

ずっといっぱいガマンしてくれてたんだなぁ。

おかあさんが帰れることになって、うれしいんだけど

そのため込んでた気持ちの処理の仕方が

まだ小さいからわからないんだね。



布団の外からやさし~く声をかけてみた。


「いっくん、おかあさんいなくてさみしかったの?」


「……

  ……うん」


「そうかぁ、でもずっとがまんしてくれてたんだね」


「うん」


「急におかあさん帰れるって聞いて、

 どうしていいかわかんなくなっちゃった?」


「うん」


「そうだよね、でももうガマンしなくていいんだよ

 かえんないなんて言うとおかあさん寂しいなー」


「……」


「おかあさんいっくんだーいすきだから

 いっしょにおうちに帰ろう、おかあさんと

 おうちのおふとんでご本読んでねんねしよう」


「……」



そんな感じでしばらく話しかけていたら

いっくん、布団をちょっとめくってこっちをチラ見して


「いっくんもおかーしゃん、だーすちよ」


と言ってくれた (/TДT)/ い、いっくーん!



「ホラ、おいで!帰ろ!」

と両手を広げたらバッと布団から出てきて

おかあさんに飛び込んでくれました。


ぷにんぷ妊婦  *ブログで描く我が子の毎日*-3


子どもの抱っこも医者からなるべくしないよう

言われているんだけどこのときばかりは

玄関の方まで抱っこしちゃいました。するだろ。させろ。



車の中で、おとうさんが

「今日はいっくん、いつもの台詞言わなくていいねぇ」

と言うので、いつもの台詞ってなに?と聞くと

私と別れてしばらく車を走らせると、毎日いっくんは

「おかあさんどうしておなかいたいんだろうね…」

とつぶやいてたんだって。ごごおごご!心配かけてごめん!


いっくんがちいさい胸にいっぱいガマンのキモチを

抱えて、しかもそれをおかあさんには隠してたこと、

今さらながら痛感しました。2歳児ってオトナだぁ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。







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↑おかあさんだっていっくんと一緒にいたいさ!